皆様こんにちは!『しゅん』です!
「新NISAでのつみたて投資を始めようと思うんだけど、何を買えば良いの!?」という方は多いかと思います。
様々な方が論争を繰り広げているのに誰もが納得する答えがいまだに出ていないので、正直僕も「これを買えば絶対大丈夫!」なんて答えは持っていません。
未来予測ができるわけではないので、どんな投資方法もどんな銘柄も100%成功するなんてことはないわけです(残念)。
それでも少しでも勝率を上げるために研究し、自分が納得できれば、その先の勝敗は受け入れやすくなりますし、無駄な負けは減らすことができると思っていきましょう。
今日はいくつかの観点から、世の中的にお勧めされている銘柄を少し深掘りできればと思います!
インデックスファンドって何?
初めて積立投資をしようとする方が早々にぶつかる横文字、それがインデックスファンドです(たぶん)。
index(市場指数) fund(投資信託)という意味です。
それぞれ見ていきましょう!
投資信託とは
投資、特に株式投資といえば、いろんな企業の株価の推移を見比べながら売り買いするイメージを持たれている方も多いかと思います。
このブログでは高配当株投資をおすすめしていますが、やはり個別の銘柄を研究するのは骨が折れる作業です。
一方で投資信託は、「信託」という言葉にあるように、その銘柄研究と売り買いを「プロを信じて託す」という投資方法になります。
(ここでいうプロとは、未来が見える人のことではなく、信託会社で働く人たちのこと)
通常は投資信託会社に手数料(信託報酬)を支払って、あとは予算をもとにおまかせすることになります。楽ですねー。
市場指数とは
プロにおまかせ!とは言えども、そのプロも当てずっぽうで売り買いをしているわけではありません。(だとしたら信用できないですよね)
そこで「世界や国内の市場指数に連動するように」プロが上手いことやってくれています。これがインデックスファンドということになります。
代表的な市場指数は下記の通りです:
- 株式市場指数
- 債券市場指数
- 日本国内債権
- 野村BPI
- 世界債権
- FTSE WGBI
- 新興国債権
- JP Morgan ELMI+
- 日本国内債権
こんなものがあるんだなぁくらいで良いかと思いますが、今回着目する指数はS&P500とMSCI AC Worldの2つです。
S&P500
こちらはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している指数で、アメリカを代表する様々な企業500社(厳密には503社)の株価を基に算出しています。
米国株式市場の時価総額を80%も網羅していることからアメリカ全体の市場動向を表していると言われています。
つまりアメリカ市場が全体的に好調であればS&P500という指数も上がり、それに連動する投資信託も利回りが良くなるということになります。
MSCI AC World(ACWI)
こちらはS&P500より馴染みがない指数かもしれません。
ところが、ACというのはオールカントリーの略です、と聞くと多くの方はお気づきかもしれません。
アメリカのMSCI Inc.(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が公表している指数で、全世界から選ばれた2837社の株価を基に算出しています。
世界中の全株式市場の85%を網羅していることから、地球全体の経済成長の恩恵を受けられると言われています。
…とはいえそもそもの市場規模的に仕方ありませんがアメリカ株が63.8%と大きく占めており、S&P500至上主義の方々からは中途半端な指数と指摘されることもあります。
※長いので以後ACWIと表記します
S&P500とACWI、どっちが良いの?
これは宗教だと思っているので、あまり深入りはしませんが、「アメリカ市場が今後も世界を牽引すると思えるかどうか」かなと思います。
「他の先進国も新興国も、正直アメリカには追いつかないよな...」とか「リーマンショックの後も復活して今や過去最好調だしな…」とか「全世界と言いつつ結局アメリカ株だし、その他の国の株もアメリカの影響下にある企業が多いからな…」とか思う方はS&P500に従った投資の方が勝率が高いと判断されるかもしれません。
「今はアメリカ市場が調子いいから60%も含まれているだけで今後アメリカ市場が調子を落とせば見直されてバランスのよい分散になるだろう」とか「人口やIT産業の発展著しいインドがそのうちアメリカ一強にメスを入れるだろう」とか「S&P500の下位企業より新興国のトップ企業の方が優勢だから全世界株の方が良いとこ取りだ」とか思う方はACWIに従った投資の方が勝率が高いと判断されるかもしれません。
ちなみに運用利回りについては下記のようになっています。
アメリカ株が好調で、その他地域の株がそれに追いつけないと差が出やすいとも言えますね。
S&P500連動銘柄(例:eMAXIS Slim米国株式(S&P500))
【新NISA対象】eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はどんな銘柄?│新NISAナビ(旧:つみたてNISAナビ) (tsumitatenisa.jp)
ACWI連動銘柄(例:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー))
【新NISA対象】eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)はどんな銘柄?│新NISAナビ(旧:つみたてNISAナビ) (tsumitatenisa.jp)
ちなみに僕はどちらも半々で買っています。
基本的にはアメリカ株式市場の恩恵を享受しながら、仮にインド等新興国が目覚ましい経済成長を果たしたときに少し恩恵を受けられれば、くらいに思っていますが、どちらかというと「論争が起きるくらいなんだからどっちが勝つのか自分の目で見てみたい!」という探究心によるものかと思います。分散投資、という意識ではないですね。
指数は決めた。具体的な銘柄はどれを選べば良い?
まず新NISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」が存在しています。
金額上限の違いが目につきやすいですが、国によってより厳密に審査された銘柄だけがつみたて投資枠の投資対象として選べるようになっています。
それでもいっぱいあるので悩みますよね。
信託報酬の低い銘柄は下記の5社に大別されるかなと思います。
- 三菱UFJアセットマネジメント eMaxis Slimシリーズ
- SBIアセットマネジメント SBIシリーズ
- 大和アセットマネジメント iFreeシリーズ
- ブラックロック・ジャパン iシェアーズシリーズ
- 楽天投信投資顧問 楽天インデックスファンドシリーズ
※証券会社によって取り扱いがない場合があります
三菱UFJアセットマネジメント eMaxis Slimシリーズ
eMaxisシリーズもありますが、さらに信託報酬を低く抑える形で登場したSlimシリーズです。
そしてS&P500連動銘柄、ACWI連動銘柄は下記の通りです:
ちなみに以前紹介した3証券会社におけるつみたて投資ランキングは下記の通りで、どの証券会社においても1位・2位をeMaxis SlimシリーズのS&P500とACWI連動銘柄が占めていることがわかります。圧倒的人気です。
それ以降は各証券会社オリジナルの銘柄を含みながら、やはり全体的にeMaxis Slimシリーズが多く並んでいることがわかります。
このシリーズが人気な理由は業界最小水準の信託報酬というのもありますが、市場指数との連動性が高い(無駄がない)ことも挙げられます。
売買のタイミング等によっては実際の市場指数の増減との間に発生しうるラグ(トラッキングエラー)が、こちらも業界最小水準であり、とても優秀なインデックスファンドとされています。
純資産総額も右肩上がりで、信用性も問題ない水準です。
特にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)はインデックスファンドの中で唯一、純資産総額が4兆円を超えています。
なので個人的にはこの2つから1つ(あるいは両方)をとりあえず買っておくと無難、と感じています。
ただ楽天証券の場合は楽天が用意している銘柄を購入することで別途ポイント還元があるため、楽天証券ユーザーは楽天S&P500インデックスファンド等も選定候補に入るかもしれませんね。
分散投資すべき?
さてポートフォリオ、なんて言い方もしますが、できるだけ異なるカテゴリの銘柄を買うことでリスク分散するというのが投資のやり方としては普通です。
ところがつみたて投資用の銘柄は国内株式と国際株式のみ(+その複合)が用意されていて、がんばっても「日本株/米国株/新興国株」くらいしか分散できず、それならACWI連動銘柄1つで十分です。
一方で成長投資枠にはREIT(不動産投資)や債券、コモディティ(金、原油、穀物等)等の投資信託銘柄が用意されていますし、国内株式や国際株式の個別銘柄購入もできますので、気になるようであれば成長投資枠を使って分散投資ができればよいと思います。
僕はつみたて投資枠はS&P500とACWIを半分ずつ、そのままでは米国株式が多いので成長投資枠では先進国債券、国内個別株という内訳になっています。
依然米国株式への依存度が高いことからリスク分散という意味ではまだ甘いかな、という感じです。
まとめ
新NISAのつみたて投資銘柄は数多くありますが、三菱UFJアセットマネジメントが提供しているeMaxis Slimシリーズは業界最小水準の信託報酬と安定した財務基盤が魅力でということで多くの証券会社のランキングで人気上位となっています。
また銘柄としてはS&P500指数連動型の銘柄やACWI指数連動型の銘柄が結果を伴って人気となっています。
上記2指数の投資信託は市場そのものが成長していることから20年~30年と長期保有し続けることで参加者全員が得をする投資方法(プラスサムゲーム)と言われています。もちろん短期間では景気に左右されますが長期的には徐々に右肩上がりになっていくということです。
評価額がマイナスになったからといって焦らず売らず、ただただ持ち続ける忍耐力が肝要な投資方法ではあるので、銘柄を決めたら腹をくくって放っておきましょう!
それではまた次回、よろしくお願いいたします!
※もちろん最終的な投資判断は自己責任ですので、あくまで参考程度にお願いします!
※また本サイトは株価操縦を目的としたものではありません。